こんにちは、小田恭輔です。
椎間板ヘルニアが原因で腰痛に悩んでいる方ってすごく多いです。
「ヘルニアが原因だから手術するしかないのかな?」と悩んでいる方はぜひ聞いて頂きたい内容となっています。
椎間板ヘルニアとは?
上の図をみて下さい。
向かって右が正常な椎間板。左がヘルニアの方の椎間板。
ヘルニアの中身が飛び出て「神経根」を圧迫しています。神経がグッと圧迫されているのでいかにも痛そうですよね。
実は神経が圧迫されても痛みは感じません
「痛みは神経で感じるもの」これは常識ですよね。でもここに誤解があるのです。
神経ってコードに似ているんです。TVのコードとかのコード。
例えばテレビのコードを踏んだからといってテレビの映像には何の問題もないですよね?
周りを囲っているゴムに傷がつかない限りは、いくら踏んだり、曲げたりしても、電気が外に漏れたり、隣のコードの電気が混ざることはないですよね?
同じように、神経も圧迫されたり少しくらい引っ張られても影響がないようになっているのです。
痛みを感じるのは神経のはしっこにある痛覚受容器です。コードのプラグの様な役割です。
実際に滋賀医学大学でこんな実験も行われたようです。
正常人の脊髄神経根をバルーンカテーテルを使って圧迫すると、paresthesia(錯感覚:触られた時などに感じるのとは少し異なる感覚)と感覚鈍麻が誘発されるが、痛みは誘発されない。縫合糸をかけて牽引しても痛みは誘発されない。
参照:UROOM Backache Lab
では、痛みはどこで起きているのでしょうか?
これも生理学で分かっています。
答えは酸欠です。酸素は身体の中で血液によって運ばれているので血流が悪くなっている=酸欠です。
酸欠になると身体は発痛物質を出します。それが痛みです。
腰が痛いと無意識のうちに腰に力が入ってしまいます。この状態が何日も続くと筋肉が凝って血流が悪い状態が慢性化していきます。
当院ではかたまった筋肉を緩めます。しかしそれだけだと、また痛みを繰りかえしてしまいます。
無意識に腰に入ってしまう力、知らず知らずのうちに行っているクセが本当の原因だからです。
このクセを治していくにはバランスを入れる方法が一番です。バランスを入れる方法は施術ではなくレッスンです。
自分で腰痛にならないバランスのコツをつかめるのでマスターすれば、二度と腰痛で苦しむことはありません。
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